こんにちは、ひねもすママです!
「注文住宅の打ち合わせって準備していくの?」「打ち合わせのメモってとっていいの?」と悩んでいませんか?
知らぬ間に営業マンのペースでどんどん話が進んで「今日は何するんだっけ?」と思いながら行くことになってしまったり「ここって変えてもらったんだっけ?」と家づくりの進行状況がわかなくなってしまうことのないようにしたいものです。
ぜひ初回からこちらもしっかり準備をして臨みましょう。
打ち合わせで話したことは必ずその場でメモを
多くの先輩施主たちが「打ち合わせで話した内容は、自分たちの側でもノートを取っておくこと」を勧めています。
初めての打ち合わせを迎える新米施主さんは、まるで事情聴取みたいで失礼じゃないかな?と疑問に思うかもしれません。
いえいえ、その場でメモしてOK、まったく問題ありません。
メモをとられていることを不快に思う営業担当はいないので気にせず初めてモデルハウスを訪れた回からメモをとりましょう。
もっと言うなら、「言った、言わない」にならないために、お互いにノートを取る事は当然必要な作業です。
私は打ち合わせ時に以下の流れでメモを活用していました。
①コピー用紙やA4ルーズリーフなと持ってき、その場でメモしながら打ち合わせ
②打ち合わせ後にもらったスケッチのコピー等をファイルに時系列に挟んで家で保管
③次回確認したいことや希望などをチェックリストにして、それをそのまま打ち合わせに持っていき、書き込んでまた持って帰ってくる
後半になってくると色々検討事項が増えて、言ったのに漏れてるといったことは多々あります。
その場で言った事は全てメモしないと、担当さんもうっかりしていた、ということもありますし、長い期間に及ぶ打ち合わせでは自分も記憶が薄れていくことがあります。
選択肢があるものは「自分がどれを選んだか忘れてしまった」ということもよくあるよ。
そんなときにいちいち担当営業さんにLINEで聞いていたらきりがないからメモが役に立つね!
担当さんが選択や変更を忘れていることもあるから、メモして図面と照らし合わせていくといいね。
打ち合わせ中に夫婦間で意見が分かれることはよくある
せっかくのマイホーム作りをしているのにケンカして離婚!なんてことにはくれぐれもならないようにしたいですね。
貴重な打ち合わせ時間に夫婦で意見が分かれることはよくあますが、揉めている時間が多いともったいないです。
その場で保留できることがほとんどですので、その場では
- 次回までの宿題にする
- 打ち合わせ後に決めて連絡をする
いずれかの回答をして家に持ち帰るようにしましょう。
その場で無理やり決めようとすると、ハウスメーカーの営業さんは打ち合わせ時には奥さんの意見に耳を傾けることが多い傾向にあります。そんな時、旦那様はと言うと、微妙な表情をしていたりします。
「奥様が幸せなら家族が幸せ」が住宅営業マンのセオリーなのか奥様を味方につけなければ、という気持ちが前に出てしまいがちです。
我が家の場合、打ち合わせ時に営業さんが私の肩を持ったために夫の機嫌が悪くなりかえって私が何も言えなくなるという状況に陥ってしまいました。
ハウスメーカーや工務店巡りの最中にはそれぞれの会社に対して毎回、施主側の希望を伝えることになります。
そのうちに夫婦がお互いにどんなことを重視しているかを自覚していきます。
慣れてくると、だんだん相手の意見は一旦聞いた上で自分の意見も述べる、その場にいる営業さん、コーディネーターさんなどのプロの目線でアドバイスをもらいながら喧嘩腰にならずに話を進めていくことができるはずです。
と思います、といいますかそうでなくては話が進みません。
アンタんとこはどうだったの?
と言われますと。
我が家はほとんど私(妻)が折れました。
- 吹き付けのぬりかべが良かったけど、夫の趣味でガルバリウム
- 木のぬくもりを感じられるキッチンにしたかったけっど、料理をしない夫が見た目の好みでオールステンレスのフレームキッチン
- 1階浴室を作りたかったけど夫の趣味の部屋を1階にしたいと言われ浴室は2階へ
- 真鍮の金具で揃えたかったけどシルバー
- 玄関は広くしたかったけど史上最強のコンパクト玄関
もっとありますが、枚挙に暇がありません。
こう言うと夫が悪者のようですが。
設計士さんとの趣味が合って話を聞いているうちに、丸め込まれてしまった感じです。
私だって子供の頃から家作りに憧れて間取りをかいたりしていたんですけどねぇ。
要は普段から夫婦のうち決定権をもっている方がやや強いと言わざるを得ません。
世の奥様方の参考にならなくて申し訳ないです。
ただ、何でも言われた通りにしたわけではなく、冷静に考えてアドバイスし私の意見が採用されたシーンもあります。私の趣味で選んだわけではなく後悔しないよう尖ったテイストを抑えた程度です。
例えば夫の推した青い造り付けのソファーは絶対に狭い空間で圧迫感があるからとグレージュにしてもらいました。
いずれにしても「じゃあ建てるのやめる?!」などと喧嘩腰にならないよう、打ち合わせの合間に息抜きも必要です。
ポイントを整理すると、こんなことで打ち合わせ中の夫婦喧嘩を回避できます。
・打ち合わせ中に夫婦で意見が分かれたら一旦家に持ち帰る
・外観、内装、動線、部屋ごとなどで「ここはあなたの趣味で選んでいいからこっちは私の趣味を優先させて」と選択権の譲り合いを検討する
要望はヒアリングシートで聞かれることが多い
会社によって形式は様々ですが、初回打ち合わせ時にヒアリングシートの記入を求められることが多いです。
かなり詳細に渡るので持ち帰って自宅で記入することになります。
私の場合は、熱烈にかつ大量に理想の生活空間像や今までの住居での不満を書き込みました。
この同じ作業を何回も繰り返すというのは大変なので、その都度コピーをとっていました。
これによってその人が何に重きを置いているかというのが担当の人によく伝わります。
熟読してくださり、設計図に落とし込もうと努力してくださる会社さんがいたり。
あれだけ書いたのに、偉い人がたくさん並んでいて打ち合わせで出てきた設計図には何も反映されていなかったり。
まずはヒアリングシートが大切な要望書です。
しっかりと書きこみ、矛盾が出そうな部分には自分の中で予め優先順位をつけておくと良いでしょう。
逆に、ここで書かなかった希望を後出しすると設計に支障が出る可能性もあるので熟考して記入しましょう。
ヒアリングシート以外にも「画像」や「写真」でを伝える事は大切
自分の好きなスタイルなど文字で伝え切れないことがあります。
ほとんどの施主が建築に関して素人ですので、自分たちの価値観や理想を正しい言葉で伝えられているとは限りません。
「モダン」「ホテルライク」「和モダン」「カントリー」、自分でそうだと思っていてもプロからすると違うジャンルだったと言うこともあり得ます。
「北欧とはちょっと違ってベージュを基調とした、でも木目はそんなに好きじゃなくて…」とうまく説明できなかったら「それジャパンディですね」と言われてみたり。
絶対に間違いがないのは、気に入ったビジュアルを見つけたら雑誌を切り抜く、画像を保存する方法です。
気に入った雰囲気を建築会社と共有するには、よくLINEが使われますので画像の共有もカンタンです。
Pinterestも良いでしょう。
家づくりに興味をもったときから「こういう感じが好みだな・・・」と思う画像をストックしておくと、初めて訪れたハウスメーカーでも役に立ちます。
「こんな感じが好きなんですけど」と見せるだけで「ウチでできますよ!ちょうとピッタリなモデルハウスがありますのでよければご案内します」といった具合に、施主側もイメージを膨らませやすくなります。
どれもカンタンなことばかりですがコツを意識するだけで打ち合わせが格段に有意義になります。
記事を最後までお読みいただきありがとうございます。
初回の打ち合わせから楽しい家づくりをスタートできますように!
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